〈右手と弓の使い方・バイオリンの演奏テクニック〉

詳しいボーイングの解説 実践編 その2

アップ弓・ダウン弓の時の右手の指の動かし方

ボーイングの弓元での右腕・右手・指の動かし方

動画解説

補足解説

右肘が下がっていると右手首の曲げストレスが大きくなります。
右肘と右手首のストレス

弓元で右肘が下がったままだったり、親指が弓の下に潜りこみ過ぎていると、右手首の曲げがきつく、右手の腱鞘炎などの問題をかかえやすくなります。

動画の解説中で問題にしている右手首の曲げは、左の写真の赤線の角度です。

右手を傷めやすい方は、日頃のパソコン作業に注意しましょう。
右肘と右手首のストレス

パソコンのキーボードを打つ時の手首の曲がりは、弓元での右手首の曲がりと同じストレスを筋に与えます。左の写真では手首の曲がりが分かりやすいように赤線を入れています。上の弓元での手首の写真と比較してみて下さい。

右手の甲や前腕の筋を傷めやすい方は日頃から注意しましょう。手首のストレスが軽減される特殊な形をしたキーボードが売られていますので、購入してみるのもよいでしょう。